murmur

つれづれなるままに。

ざっく&ばらんに今年の現場振り返ってみようスペシャルやります

2021年あっという間にもほどがあると思いつつ、いっちょ今年の現場でも振り返ってみっか!ってなわけで。

ありがたいことにこの状況下でも演者や主催者の皆さんの絶え間ぬ努力で色々な公演を観劇できたことがこの上ない幸せだなと…

ということで全部振り返りは大変な文字数になるので、タイトル通りざっくばらんに特に印象に残った3つに絞って徒然なるままに綴ってみようというコーナーです。お付き合い頂けたらこれ幸いでございます。

 

①TEN祭

ふぉ~ゆ~結成10周年のお祝いはもう言わずもがな今年ダントツNo.1大イベント。祭りってなんでこんな楽しいんですかね…?祭りって言葉だけでワクワクするの何でですかね…?きっと人類永遠の謎。

初の単独ツアー、グッズ展開とデザインの良さ&CDケースでの話題作り、ステージのビジョンに特効とお金の掛かり方…ふぉ~ゆ~良かったねぇ…良かったねぇ…!

そしてセトリもかっこよさ、美しさ、楽しさ、面白さ…あらゆる要素のバランスが絶妙でふぉ~ゆ~らしさがぎゅっと詰まってて、本人たちの今回の公演にかけた熱量を感じられた。だからこそとても心にグッとくる素晴らしい公演になったのだと思う。

個人的に特に好きだったところは、

・Velvet Touch~Jellyfish

ペンライトを消して紗幕を通した世界を見るというのはこの状況下を良い意味で利用した演出だなと。Velvet Touchのクラシカルな映画風、Jellyfishのまるで4人が水中を自由に踊るような演出はシックな雰囲気でかつ重低音が響き渡る中で踊るふぉ~ゆ~に思わず見入った。

美しい踊りと演出の組み合わせはもう歴とした芸術よ。

・みはり~ROAD TO PLAYZONE

めちゃくちゃシンプルな衣装にすることで余計な要素をそぎ落とし、力強く踊る姿は4人のスタイルの美しさと高いダンススキルフル発揮でふぉ~ゆ~ここにあり!!っていう圧倒的な表現でとにかくすごい…美しい…すごい…と語彙力を来世分ぐらいまで一気に失った。

RTPZは歌詞の "今はまだ 10 years"、"2-0-2-1 PLAYZONE" はずるい、ずるいて。PLAYZONEふっかつのじゅもんかと思った…コマンド入力するとこないの??

 そして、MCやアンコで客席を見る4人の嬉しそうな表情が本当に本当に尊くて…TEN祭が我々にとってだけでなくふぉ~ゆ~にとっても忘れられない素晴らしい時間と光景でありますようにと願う。

結成10周年という記念すべき素晴らしい光景をさ…円盤化をね…?円盤化しよ…?して欲し過ぎてファミクラのお問い合わせフォームに要望送りましたよ…

あと余談ですが、MC前の福越による「お座りください」のくだりはゆるかわ尊いので5年10年とずっと続けて欲しい。


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②ッぱち!

踊りと歌が一切ないストレートプレイの越岡さんが新鮮なはずなのにしっくり来たというか。ストーリーも日常のありふれていそうな日々の中に少しファンタジーな要素もあって。

個人的にそういう作品がすごく好きなので、越岡さんがこういう舞台で主演をしてくれたのは本当に本当に嬉しかった。この作品に出会ってくれてありがとう。

The人情ものなお話と思いきやちょっとSF("Science Fiction"でなく"少し不思議"という意味合い)で、希望や温かさとともに夏の終わりのような寂しさも持ち合わせていて。その絶妙なバランスが美しいなと思う作品でした。

めちゃくちゃ日本人ドストライク作品な気がしてて。音楽もすごくよかった…ストーリーとの調和性がすごかった。

日常ってありふれたものかと思いきや実はめちゃくちゃ偶然的に様々な要素のバランスが取れていて、この作品もそういう偶然のバランスを巧く表現してるなあと思いました。

越岡さん演じる吉岡雅人も弱さと強さのバランスが秀逸だなと。地味とイジられつつ実は一筋縄では行かない人物で周りから信頼されていて。でも、ふと見せる背中には哀愁があって。

彼がこれから幸せに前を向いて進んでいけるようにと祈りたくなると同時に、自分の日常の尊さと「当たり前」に感謝しながら生きようと思える作品だった。

そして本当に素敵な作品だったから再演して欲しいし、何より大阪公演をできなかったリベンジ果たして欲しい…


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③This is 大奥

3つ挙げた中の2/3が越岡さん単独のお仕事となってしまいましたが、それもそのはず待望の越岡さん初単独主演舞台を行われたのが2021年なのですから!!!!

The CIRCUS!でメンバー初の単独で外部舞台に出たのに、単独主演は4人の中でラストってもう待ったよ!!待ちに待った!すごく待ったよ!!おめでとう!!ってなわけで。

ダンスに殺陣にタップにともう目白押しで…特にダンスがさ、マイケルはもう…マイケルはもう最高に決まってるじゃん!!!!

豪華絢爛な衣装ももちろん似合うんだけれど、あの時はワイシャツとハットとシンプルにしてるところもずるい。ありゃもうずるい。スタイルがいいもん立ってるだけで美しいのにダンスバチバチに上手いんだぜ……ハットの奥で笑みを浮かべて踊るSmooth Criminalはもう最高すぎてお手上げでしたわ…

あと越岡聖子ちゃんですよ…図体でっかいのにすっっっげぇ可愛いの。びっっっくりするぐらい可愛いの。仕草1つ1つがもういちいち可愛いの。

なのに雑誌とかレポにに一切その写真が載ってなくて「越岡聖子ちゃんは我々の心の中で生き続けているのだ…」と強い意志を持って今を生きています。また会える日を願って…

 

番外編 フジロック

今年はあらゆる意味で忘れられない年だったなと。

フジロックは個人的に本当に特別な空間と時間で。

未曾有のパンデミックに不安で押しつぶされそうになりながらも2年ぶりの開催に万全を期して足を運び、そこで観たくるり。しかも1曲目がHOW TO GO…そりゃもう号泣。

美しい自然、音楽。美味い飯、空気。標高約1000mゆえの気まぐれな天候、癒してくれる温泉。あ〜生きてる!生きてるぜ!!っていう感覚を久々に全身に浴びた。

フジロックは非日常の権化でありつつ生きてる実感をくれる実に摩訶不思議な空間である。

今度は来日組も来られるといいなという期待と、例年の1/3という参加人数でお店もトイレも温泉もいつでもガラガラ快適を経験してしまったので元に戻った時の混雑に耐えられるのか不安もありつつ…笑

とにかく来年も無事に開催されますように。

 

 

ってなわけで番外編も入れちゃいましたが、他にもSHOWBOYや朗読劇手紙、B2D、そして今真っ最中の年末の恒例行事と化してきたふぉ~ゆ~との忘年会のENTA!4とか語りたいことまだまだたくさんあるけど、ふぉ〜ゆ〜の結成10周年をお祝いできたの本当に本当に嬉しかった!

あととにかくこうやって数々の現場に行けたことにまず感謝。

こう見えて(?)メンタル的にギリギリのやばい時期あった人間なので、大袈裟とかでなくまじで生きててよかったです。

 

生きてりゃいい事あるからもうちょい踏ん張ってみようやと自分に催眠を繰り返して生きてるマンなので、素晴らしい現場に元気をもらいつつ、来年も踏ん張っていこうと思う。

推しよ、素晴らしいエンターテイメントよ、ありがとう。来年もよろしく。